都市の再開発や大型ショッピングセンター、工場・倉庫などに欠かせない建設の主力素材「H形鋼」。
日鉄スチールは、その生産量において国内有数のシェアを誇る会社です。
ここでは、私たちの事業概要について解説していきます。
01大型ショッピングセンターなど
建造物の骨組みとなる鋼材
H形鋼は、建築物の骨格として、また構造物の基礎として、さまざまな分野で使用されている鋼材。鉄骨構造で使用されている鋼材の半数以上がH形鋼であり、日本の建築物に必要不可欠な素材と言っても過言ではありません。他の形鋼に比べて軽さと強度に優れているため、建築物をはじめ様々な分野で急速に普及していきました。

H形鋼が使われているフィールド
H形鋼の用途は建築・橋梁・海洋構造物などの「構造材用」と護岸等土木分野で使用する「基礎杭用」、また、トンネルを支える「トンネル支保工」も合わせ、様々な領域にわたっています。
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大型ショッピング
センター -
海洋構造物
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トンネル
02操業開始時から
高品質なH形鋼を量産
日鉄スチールは、1990年に操業を開始。以来、日本製鉄グループの一員として、優れた技術力と徹底した品質管理に裏打ちされた専用工場で高品質なH形鋼を量産しています。また、私たちが「H形鋼のスペシャリスト」と言われる理由は、その製造プロセス。使命を終えた鉄スクラップの再利用を可能にすることにより、H形鋼の安定生産・安定供給を実現させました。社会のインフラ整備に役立つ製品を供給するとともに、リサイクル社会の実現にも貢献する。それが、日鉄スチールが担っている使命です。


H形鋼の生産量は国内有数の規模
H形鋼の生産量において、国内では5本の指に入るシェア率を占有。H形鋼の製造メーカーとしては、客観的な指標から見ても国内有数の企業と言えます。また、日本製鉄グループならではの信頼感と安心感も多くのお客様から支持されている理由です。

日本製鉄グループについて
日本製鉄は、日本最大手の鉄鋼メーカー(高炉メーカー)であり、5つの事業を有する日本製鉄グループの中枢を担う事業持株会社。粗鋼生産量において日本国内最大手、世界でもトップクラスの規模を誇ります。官営八幡製鐵所の流れを汲む新日本製鐵と、住友グループの鉄鋼メーカーである住友金属工業が2012年に合併して新日鐵住金となり、さらに2019年4月1日に新日鐵住金から日本製鉄に商号変更しました。
03地球にやさしいリサイクル産業
地球規模での環境破壊や温暖化は、人類にとって大きな課題です。日鉄スチールは、鉄スクラップをリサイクルして鉄鋼製品を生産する「電気炉」方式を採用しています。
クリーンエネルギー利用で
CO2排出量を削減
電気というクリーンなエネルギーを利用することで、CO2排出量を大幅に削減、環境に配慮した製法です。
